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花粉症はどうして治りにくいのか

春先になると街中でマスクをつけている方や花粉症対策ゴーグルをつけている方をよく見かけます。ご自身が辛い花粉症の症状に悩んでいるという方もいらっしゃることでしょう。去年までは花粉症の症状がなかったのに、今年になって急に花粉症の症状が出始めたという方もいらっしゃるかもしれません。

なぜそのようなことが起こるのでしょうか。一度花粉症になると治ることはないのでしょうか。まずは花粉症のメカニズムについてご説明致します。

花粉症は花粉に対して体がアレルギー反応を起こすと起こります。そのため花粉に反応して鼻水や鼻詰まりが起こると「アレルギー性鼻炎」、目に痒みや腫れが起こると「アレルギー性結膜炎」と言います。アレルギー反応は本来体に取って無害なものに対して、私たちの体に備わっている免疫プログラムがご認識を起こして敵だとみなすことで起こります。

アレルギー体質の人の鼻や目や口から花粉が体に侵入すると、体は花粉を敵だと認識し、「抗体」というものを作ります。この時点ではアレルギーの症状は出ませんが、次に花粉が体に侵入してきた際には、この「抗体」が花粉を敵だと思い攻撃するようになり、体内から出すために鼻水や涙を出して外へ洗い流そうするなどのアレルギー症状が現れるようになります。

一度発症した花粉症は治るのでしょうか。花粉症はアレルギー体質によって引き起こされるものです。体質的な問題ですので今のところ花粉症は治りにくい疾患と言えます。しかし症状を軽くするために、出来るだけ花粉を吸い込まないような工夫をする、花粉症の症状改善に効果を期待できる食品を食べるなどの対策はたくさんありますので、粘り強く取り組んでみると良いかもしれません。

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